コラム詳細
薪ストーブの注意点・デメリット
2025.10.24 薪ストーブ
東邦エネルギー株式会社代表取締役田村治夫です。九州も地域によっては薪ストーブの季節となりました。憧れの薪ストーブライフ、地球温暖化対策、地域資源の利用、将来の海外から輸入されている化石燃料費用の高騰への不安等、理由や目的は様々でしょうが、薪ストーブの導入をご検討されている方々がおられることと思います。
弊社では、薪ストーブの導入の前段階からのご相談に無料で応じています。薪ストーブは、素晴らしい面だけ強調されることが多いいような気がしています。重要なことは薪ストーブには様々な注意点やデメリットが沢山あります。これらを十分にご理解されて薪ストーブを設置して頂くことをお薦めししています。
薪ストーブの注意点・デメリットとしてでしが、大変重要なことの一つとして、燃料として使い薪の準備です。山林での伐採から使える薪になるまでの期間として最低2年間が必用ですし、しかも大変な労力が必要です。すぐに使える状態にある薪を、業者またはホームセンターから購入することもできますが、費用として一か月あたり3万円~7万円程度必要と言われています。スイッチ一つでエアコンを動かすようにはいきません。そして最も重要なことですが薪の品質、すなわち樹種と水分量です。特に水分量は絶対的に重要な要素となります。様々なトラブルの原因となります。
特に、乾燥気候の北欧系、北米及びカナダ製の薪ストーブは良く乾燥した広葉樹の薪を燃焼させることを前提とし設計・製作されていますので、高温多湿の日本では条件にマッチする薪を作るにはそれなりの工夫が必要です。薪ストーブ設置の初期検討として薪ストーブの機種の選定でこの点を十分に考慮する必要があります。
したがって、薪の原木を入手できる手段があれば、薪の調達にかかる費用は大きく削減できますが、そうでない場合は薪の購入費用がかなり必要となります。
そこで、弊社では、杉やヒノキ、松さらに竹の燃料として使え、水分量も18%から20%程度でも十分な燃焼性能を発揮できます純国産メーカーの薪ストーブをお薦めしています。
薪ストーブのことならどんな相談でもお請け致します。


